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ガーデンのデザインを考えるとき、「フォーカルポイントを設置する」とはよく言われることですが、庭のデザインがまだ発展途上で過渡期であった当初、フォーカルポイントを据えてしまうことに、危険を感じておりました。きっと、すぐに気が変わるはず……ならば、その代わりのモノとして、大がかりでないモチーフを庭に据えようと思ったのでした。この時、すぐに思い浮かんだのがフクロウ。そしてもう1つ浮かんだものが、小人=ノームだったのです。この両者の間で悩んだ結果、フクロウが選ばれました。
なぜ、フクロウ?
フクロウは、世界中で様々なものの象徴として扱われ、コレクターもたくさんいます。よく知られたところでは、「学問の神様」です。ギリシャ神話では「知恵の神」「アテナの化身」 ローマ神話では「技術、職人の神」 中国では「悪魔払いの鳥」 メキシコでは「富の象徴」 そして、我が国日本では……くるくる回る頭から「頭の回転がよい」「知恵の神」。首が回ることから「商売繁盛」、夜目が利くことから「見通しが明るい」、聴力がすぐれていることから「情報を聞き逃さない」。あるいは、福来、不苦労の字があてられ、「幸福を呼ぶ」と言われています。また鋭い目と爪で夜も眠らず「森を守る守り神」として……と、一羽で、なんとまあ、全知全能を表しているではありませんか。
庭作りを通して、自然からのメッセージを受け取り、そこから知恵や技術を学ぶ。360度の広い視界を持ち、自ら飛び回って足で(というより)羽根(ですね)で情報を稼いでいく。そうした自分自身のよりどころとしてフクロウを象徴に、あやかりたいと……庭を通して自分のバックグランドを投影し、ここには、何かありそう……そんな気配を醸し出せるような庭作り。そして、それを感じとってもらえる人との出会いを求めてきました。そんな思いを、モチーフ、フクロウに託し、庭に見え隠れさせています。そして、情報を求めて、インターネットという世界に踏み込んだ時も、その名を使わせていただくことにしました。ちょっと、厚かましいと思いつつも……
今までフクロウのハンドルの由来は?と、何度か聞かれましたが、これをお話するのは、おこがましく「フクロウが好きで、庭に置物、集めているからなんです」と答えていました。なぜ?とは聞かず「夜、飛び回るから、フクロウなんですか?」と言われたのはベルゲニアさん。最近では「ボートかカヌーか漕ぐのか?」とjujuさん。そして、始めて、私の意図するところを指摘していただいたのはbyMさんでした。その時、不吉な鳥でもあるのよ〜とも。
バタバタうるさく、あちこち飛び歩いて、騒いでいるのは、まだまだ、修行がたりないからです。本当のフクロウは、音もなく忍びより、獲物を獲得するのだそうです。「ひたすら獲物をとるという生き方が単純明快」「あれこれ複雑に悩まずにすむ」から、フクロウに生まれたかったと、佐藤賢一さんは語っています。実は、OWLのハンドルの前に、pseud(偽のという意味のラテン語)という文字が、隠れているのです。この隠れ文字が取れ、晴れて、本当のOWLに成長し、羽ばたけるのを夢見て、日々、飛び立ちの練習をさせていただいております。
■ フクロウグッズ

● 「黒曜石の世界」 【by
十勝工芸社】 →北の森のカムイ (02/01/30)

● 「知暮里」 →彫房「木魂」 岡下勝敏・美智子 (02/01/30)

● 「HOOT
HOOT HOOT」 【by せのまさき】 →フクロウグッズの取り扱いのあるお店
(02/02/06)
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