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(4) 「動」の演技を求めた冬のコンテナ

ローテーションを考える負担に加え、もう一つ行き詰まっていたのは、冬をどうしよう。ということでした。「常に何か花が咲いていて欲しい。そのためには、季節の代表的な花が、見ごろになった頃をみはからって、植え替えながらつなげていく」それを続けると、冬には、なにもなくなる枯れ枝は、どう扱えばよいのかという悩みに突き当たります。そこで私がたどりついたのは、宿根草も一年草のように扱い、最盛期を過ぎたら抜いて白いプラスチックプランターで管理するという方法でした。

柳生さんの言葉を借りて、コンテナがステージであるなら、そこで演じる役者の演技は、「動」であることを求めていたのです。「静」の演技は、認めていませんでした。というより、静の演技をしていることは気づかず、休憩中との認識だったのです。

例えば、昨年、八ヶ岳でいただいた白花ハギ。花が散り葉も落としたら切り戻し。そしてステージからは下がってもらい、楽屋裏の白いプラスチックプランターで次の出番まで待機してもらう。動きを始めたころに、またステージにご登場いただこうと考えていました。ところが、そのタイミングを逸し、そのままの状態で冬越しすることに。春になって、株分するときに、ステージからは下りてもらい、秋の出番まで、白いプランターで待機してもらうことにしました。(98/09/16記)


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