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(12) 農大、園芸学科というブランドへの幻想

私から見ると、農大、園芸学科の学生さん、そして、そこを出た方というのは、植物の専門家。なんでも知っている。知っているのが当たり前。そんな印象を持っていました。ところが、そんなことはないと聞いたのは、陽介先生から。「チューリップを見たことがない人、キクを知らない人、ヒマワリもアサガオも知らない人が……あら、たくさん。悲しいけれど、園芸学部でもこんな程度。植物をよく知ってる学生なんて、日本にどれだけいるんだ?」チューリップを知らない学生がいる!ええええ!!! チューリップって、始めてお花を書くときに、必ず誰もが描くお花じゃない。ところがそんな現実が潜んでいるというのです。

また、あるプロの方は言われました。「分業化が進み、専門性が進んでいる。生産、流通、小売り、研究、造園……花業界に接しているからと言って、全てに詳しいわけではない。」なるほど……言われてみれば、これは、どこの世界でも言えることです。お花の産業にたくさんの方向から、人が関わりだしていることを考えると、その全ての人が、学名でお花を把握する。そんなことは、とうてい無理。それは、私にもわかります。しかし、アカデミックなプロセスを経た方は、そこのあたりは押さえておく必要があるのでは?そう思うのは、望みすぎなのでしょうか?ある植物の記事。監修者は園芸学部出の方。またまた、こだわってしまうのですが、表記がイタリック体ではありませんでした。あっ!もしかして、印刷が対応してないから?いや、昔の活字を1つ1つ拾っていた写植の時代ならいざ知らず、今のこの時代、そんなことはないはずです。そこにまたもや、天の声。「業界の事情があるのかもしれないじゃない?」で、仕事のついでに編集者にお聞きしてみれば、そんなのは、簡単ですよ〜と。では、いったいなぜ?植物園というのは、アカデミックな施設。しからば、情報は忠実に。そういうものではないのでしょうか?これ、望みすぎ?求めすぎ?こだわりすぎ? 実際、ネットを通して、農学部を出られた何人かの方に伺う機会がありました。 (02/03/11記)


■農学部 園芸学部 プロの方の学名に対するコメント

 (1) ガーデンショーに出展した農学部学生さんとの会話から(02/04/26)

 (2) Gooの樹木図鑑 goostakeさんのコメント(02/04/26)

 (3) ある生産者さんのコメント(02/04/30)

 (4) ある動物学者の方のコメント(02/05/28)

● (5) Eさん(comming soon)



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